今後の医療ミスの防止に役立つ

2．「ヒヤリ・ハット事例」の活用と共有
「ヒヤリ・ハット事例」とは、医療的準則に従った正しい医療行為が行われなかったのだが、結果として何も被害が生じなかった事例のことをいいます。これは、考え方を変えれば、ただその時は運がよかっただけですよね。他の患者に同じような行為を行って次も何も起こらないという保障はどこにもありません。
このような事例を記録し、皆に公開します。「こうゆう事実があったので今後は注意しよう」と、職員全員が同じ情報を共有できる場を作ることが大切です。定期的に個人が体験した「ヒヤリ・ハット事例」を発表できる場、研修などを繰り返すことが、今後の医療ミスの防止に役立つと考えられています。


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